未到
板倉勝重
いたくらかつしげ
itakura katsushige
略歴
江戸時代前期の幕臣で、京都所司代を長年務めた名奉行。もとは出家していたが、還俗して徳川家康に仕えたという異色の経歴を持つ。京都所司代として朝廷・公家との折衝や京都市政の運営にあたり、機知に富んだ公正な裁きで多くの訴訟を巧みに捌いた。その裁判の逸話は後に『板倉政要』としてまとめられ、名奉行の代名詞として広く知られるようになった。感情に流されず冷静沈着に道理を見極める人柄で、その子孫も所司代や老中を輩出する名門となった。
未到