江戸後期の京の陶工にして文人画家。中国の陶磁を研究し、煎茶器や染付・青磁など多彩な作を手がけて京焼の再興に大きく貢献し、仁阿弥道八・永楽保全と並ぶ京焼中興の三名工と称された。陶芸のみならず文人画にも優れ、「兎道朝暾図」など清雅な山水人物を描いた。学識豊かな文人肌の人物で、その作陶には古典への深い教養がにじむと評される。