未到
浅見絅斎
あさみけいさい
asami keisai
略歴
江戸前期の朱子学者で、山崎闇斎の門に学んだ崎門三傑の一人。忠義と大義名分を重んじる厳しい学風で知られた。主著『靖献遺言』は、屈原や諸葛亮ら中国歴代の忠臣義士の事跡を集めて君に殉じる節義を説いたもので、幕末の志士たちに愛読され、尊王思想の形成に大きな影響を与えた。同門の佐藤直方・三宅尚斎とともに崎門三傑と称される。師の唱えた垂加神道にも通じつつ、大義名分論を後世に伝えた点で、その思想は明治維新へと連なる水脈の一つとなった。
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