未到
藤田東湖
ふじたとうこ
fujita toko
略歴
幕末の水戸藩士で、後期水戸学を代表する思想家。藩主徳川斉昭の絶大な信頼を受けてその藩政改革を支え、右腕として活躍した。会沢正志斎と並ぶ理論家として尊王攘夷の思想を鼓吹し、その気迫あふれる詩「正気の歌」や藩校の理念を説いた『弘道館記述義』は多くの志士を奮い立たせた。西郷隆盛ら諸藩の人材とも交わり、幕末思想界に大きな影響を残したが、1855年の安政の大地震に際し、母を救おうと崩れる屋敷に戻ったところを梁の下敷きとなって圧死したと伝わる。
未到