第百十七代天皇で、桜町天皇の第二皇女として生まれた。甥にあたる桃園天皇の急逝を受け、幼い皇子(のちの後桃園天皇)が成長するまでの中継ぎとして即位し、日本史上最後の女帝となった。譲位後も後桃園天皇や、次いで即位した光格天皇を後見し、朝廷内で重きをなした。学問や和歌に秀で、動乱の少ない時代の宮廷にあって女帝としての務めを静かに果たした人物である。