未到
塙保己一
はなわほきいち
hanawa hokiichi
略歴
江戸後期の国学者で、幼くして失明しながらも学問に志した人物である。驚異的な記憶力で古典を修め、和学講談所を創設して古典研究の拠点を築いた。散逸の危機にあった膨大な古書・記録を分類・校訂して集大成した一大叢書『群書類従』の編纂に生涯を捧げ、四十年余りをかけてこれを完成させた。この事業は後世の古典研究の基盤となり、失明という困難を超えて国学に不朽の功績を残した学者として深く尊敬されている。晩年には『続群書類従』の編纂にも取り組んだ。
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