未到
平田篤胤
ひらたあつたね
hirata atsutane
略歴
江戸後期の国学者で、復古神道の大成者。本居宣長の没後の門人を称してその学統を継ぎ、記紀神話を軸に日本古来の神の道を説く復古神道を体系化した。「霊の真柱」で人が死んだのちの魂の行方を論じ、幽冥界や神霊の世界にまで踏み込んだ独特の思想を展開したほか、「古史徴」など多くの著作を残した。その熱烈で行動的な学風は宣長の実証的な学問とは趣を異にするが、神国思想を強く鼓吹したことで幕末の尊王攘夷運動に大きな思想的影響を与え、多くの門人・後継者を通じて明治維新へと連なる潮流の一源となった。
未到