未到
石川丈山
いしかわじょうざん
ishikawa jozan
略歴
徳川家康に仕えた武士から出家して文人となった江戸前期の漢詩人。大坂の陣で軍令に背いて先駆けしたことをとがめられたなどと伝えられ、武士の身を退いて隠者の道を選んだという。晩年は京都洛北に詩仙堂を営み、中国の詩人三十六人を選んで肖像を掲げた「詩仙の間」を設けた。ここを拠点に漢詩をよくし、作庭や書にも通じた風雅な文人隠士として名を残す。煎茶の祖の一人とも数えられ、俗世を離れて悠々と暮らした生き方は後世の文人に慕われた。
未到