江戸後期、長崎の御用絵師。出島のオランダ商館医シーボルトのお抱え絵師として、日本の動植物や風俗を西洋的な写生の目で克明に描き、『日本動物図譜』などの図譜や長崎出島の情景を多数残した。伝統的な日本画の技法に西洋画の観察眼を取り入れた精緻な博物画は、シーボルトの日本研究を支える貴重な記録となり、今日の資料としても重んじられている。