未到
前田利常
まえだとしつね
maeda toshitsune
略歴
江戸時代前期の大名で、加賀藩第3代藩主。前田利家の四男として生まれ、幼くして家督を継いだ。江戸幕府の警戒を受けやすい加賀百万石という巨大な外様大名の当主として、あえて鼻毛を伸ばして愚昧を装ったという「鼻毛の殿様」の逸話が伝わり、これは幕府の疑いをそらすための韜晦だったとも言われる。実際には藩政に手腕を発揮し、改作法と呼ばれる農政改革で藩財政を安定させ、蒔絵や陶芸など加賀の工芸文化を手厚く奨励して、加賀百万石の繁栄の礎を築いた名君である。
未到