未到
間宮林蔵
まみやりんぞう
mamiya rinzo
略歴
江戸後期の探検家・測量家で、常陸国に生まれ、幕府の御用を務めた。伊能忠敬に測量を学び、蝦夷地の調査にあたった。中でも樺太(サハリン)の探検で名を刻み、樺太が大陸から切り離された島であることを実地に確認、その間を分ける海峡は後に「間宮海峡」と呼ばれるようになった。さらに海峡を渡って対岸の東韃靼(大陸沿海地方)にまで足を延ばし、清の役所を訪ねた記録を『東韃地方紀行』にまとめている。晩年は幕府の隠密として各地を探索したと伝わり、シーボルト事件の摘発に関わったともいわれる。日本人の名が世界地図に残された数少ない例として、その業績は今も高く評価されている。
未到