江戸後期の儒学者で、考証学派に属し、古典を精密に校訂・研究した学風で知られる。詳細な日記『慊堂日暦』を残したほか、石経を縮図した『石経縮模』などの業績がある。蛮社の獄で門人の渡辺崋山らが捕らえられた際には、その救援に奔走し、崋山の減刑に力を尽くしたと伝えられる。