江戸時代前期の大名で、肥前佐賀藩の第二代藩主。武力よりも学問と礼を重んじる文治政治を進め、藩政の充実に努めた。この光茂に仕えた家臣が山本常朝であり、光茂の死を機に出家した常朝が語った武士の心得が、のちに『葉隠』としてまとめられた。それゆえ光茂は、佐賀武士の精神を説いた『葉隠』の言い伝えの中心に立つ主君として記憶されている。