江戸後期の経世家・農政家で、出羽国の生まれ。医学や本草学、天文、蘭学など多方面の学問を修め、農業技術の改良から国防、産業振興までを幅広く論じた。『農政本論』『経済要録』などを著し、生産と流通を国家が計画的に統制することで富国をはかるという、独特の中央集権的な経世論を展開した。『宇内混同秘策』では海外進出をも唱えており、その思想は後世さまざまに評価されている。