江戸中期の浮世絵師で、鳥居派の四代目。天明期を代表する美人画の巨匠として名高く、八頭身の均整のとれた長身の女性像を、伸びやかな線と明快な構図で描き出した。市井の男女が夕涼みや行楽を楽しむさまを健康的でおおらかに捉え、群像を横長の画面に配した清新な風俗表現を確立した。「風俗東之錦」や「大川端夕涼み」などにその爽やかな作風がよく表れ、続く喜多川歌麿らの美人画にも大きな影響を及ぼした。