未到
柳沢吉保
やなぎさわよしやす
yanagisawa yoshiyasu
略歴
5代将軍徳川綱吉の絶大な寵愛を受け、一介の小姓から大名へと異例の出世を遂げた側用人。将軍と学問を通じて結ばれ、その意を体して政務を取り次ぐ立場から大老格にまで昇り、元禄期の幕政に絶大な権勢をふるった。文化を愛し、江戸の下屋敷に和歌の趣を凝らした回遊式庭園の六義園を自ら設計・造営したことでも知られる。学者や文人を厚く庇護し、荻生徂徠を側近に抱えたことでも名高い。綱吉の死後は速やかに政界を退いて隠居し、権勢家にありがちな悲惨な末路をたどらなかったのも、その処世の巧みさを示すものとされる。
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