未到
雄略天皇
ゆうりゃくてんのう
yuryaku tenno
略歴
5世紀後半の大王で、第21代天皇とされる。埼玉・稲荷山古墳出土の鉄剣銘と熊本・江田船山古墳出土の鉄刀銘に共通して見える「獲加多支鹵(ワカタケル)大王」に比定され、関東から九州にまで及ぶ広域を支配下に置いていたことを示す、実在性の高い最初期の大王として重視される。中国『宋書』倭国伝にみえる倭の五王の最後「武」にあたるとされ、478年に宋へ送った上表文では先祖代々東西を征服してきた武勇を誇っている。『日本書紀』では兄や従兄弟らを次々に殺して即位した苛烈な人物として描かれ「大悪天皇」と評される一方、葛城の一言主神と対等に出会う説話など雄大な逸話にも彩られている。
未到