未到
足利義詮
あしかがよしあきら
ashikaga yoshiakira
略歴
室町幕府の第2代将軍で、初代尊氏と三代義満をつなぐ南北朝争乱期を担った人物。父尊氏の生前から鎌倉や京で軍務を経験し、尊氏の死後に将軍職を継いだ。観応の擾乱の余燼がくすぶり、南朝方の攻勢によって一時は京を追われるなど苦境が続いたが、細川氏ら有力守護を用いて次第に幕府の基礎を固めた。晩年には家臣の讒言により重臣斯波高経・義将父子を失脚させる貞治の変が起きるなど政情は安定しなかったが、幼い義満に将軍職と管領細川頼之による補佐体制を託して三十代の若さで没し、次代の全盛への橋渡しを果たした。
未到