未到
足利義持
あしかがよしもち
ashikaga yoshimochi
略歴
室町幕府の第4代将軍で、絶大な権勢を誇った父義満の政策を大きく転換した人物。父の生前は微妙な緊張関係にあり、義満が寵愛した弟義嗣との対抗もあったといわれる。将軍となると、父が明の冊封を受けて臣下の礼をとった日明貿易を屈辱として中断し、父を神格化しようとする朝廷の動きも退けるなど、義満色の一掃を進めた。1416年の上杉禅秀の乱を鎮めて幕府の権威を保ち、有力守護との協調によって比較的安定した治世を営んだ。しかし嗣子義量に先立たれ、自らも後継を定めぬまま病に倒れ、次の将軍はくじ引きで選ばれるという異例の事態を招いた。
未到