南北朝期の臨済宗の禅僧で、甲斐に向嶽寺を開いた開山。各地を遍歴して修行を積み、悟後は難解な漢語ではなく平易な仮名で禅の要諦を説いた。庶民にも分かりやすいその教えは『塩山仮名法語』として今に伝わり、日常の言葉で心のあり方を諭す抜隊の禅として知られる。