未到
源信
げんしん
genshin
略歴
平安時代中期の天台宗の学僧で、恵心僧都とも呼ばれる。比叡山横川に住して念仏と学問に励み、985年に『往生要集』を著した。地獄と極楽のありさまを克明に描き、念仏によって極楽往生を願うべきことを説いたこの書は、貴族から庶民に至るまで広く受け入れられ、日本の浄土教の思想的な礎を築いた。地獄の恐ろしさと極楽の荘厳を対比させた六道絵の源流ともなり、後世の法然や親鸞ら浄土教の祖師たちにも大きな影響を与えた。天台教学のうち恵心流の祖とも仰がれ、学僧としての名声は生前から高かった。1017年に没した。
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