未到
坂上田村麻呂
さかのうえのたむらまろ
sakanoue no tamuramaro
略歴
平安初期の武人で、桓武天皇に重用され征夷大将軍として東北の蝦夷平定に力を尽くした。数度にわたる遠征で朝廷の支配に抗う蝦夷を攻め、ついに指導者アテルイとモレを降伏させた。田村麻呂は勇猛でありながら降人には情け深く、都に連行されたアテルイらの助命を朝廷に嘆願したが容れられず処刑されたと伝わる。武勇と徳を兼ね備えた将として名高く、京の清水寺の創建にも深く関わったとされる。身の丈すぐれ赤ら顔で目は鷹のようだったと『日本後紀』などに描かれ、後世には毘沙門天の化身とも語られ、武神・軍神として長く畏敬された。811年に没した。
未到