未到
細川高国
ほそかわたかくに
hosokawa takakuni
略歴
室町幕府の実権を左右した細川京兆家の当主で、管領を務めた戦国初期の実力者。一族の内紛に乗じて従兄弟の細川澄元を破って京兆家を継ぎ、将軍足利義稙、のちに足利義晴を擁立して幕政を主導し、その権勢は畿内一円に及んだ。しかし澄元の子・細川晴元と三好元長ら阿波勢の巻き返しに押され、次第に劣勢に立たされる。享禄四年、摂津天王寺・大物の地での決戦、いわゆる大物崩れに大敗して逃走したが、堺近くで捕らえられ、晴元方に降伏を許されず自害に追い込まれた。下剋上の波が管領家をも呑み込んでいく戦国の非情を体現した最期であった。
未到