未到
一条天皇
いちじょうてんのう
ichijo tenno
略歴
第66代天皇で、藤原道長の甥にして娘婿にあたる。幼くして即位し、長い治世を通じて摂関政治の最盛期に君臨した。中宮定子のもとには清少納言が、のちに立后した彰子のもとには紫式部や和泉式部が仕え、その宮廷は王朝文学が最も豊かに花開いた舞台となった。学芸を好み人柄も温厚で、聖代の君として後世に称えられたが、実権は外戚の道長に握られ、二人の后をめぐる立場には苦悩もあったと伝わる。日本文化史上もっとも華やかな一時代を象徴する天皇である。
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