昭和初期の小説家で、プロレタリア文学の代表的作家。北海道の銀行に勤めながら創作を続け、蟹工船で酷使される労働者の姿を描いた『蟹工船』で虐げられた人々の団結を訴えた。非合法の共産党運動に身を投じ、1933年に特別高等警察に検挙され、拷問によって命を落とした。その死は治安維持体制の過酷さを象徴する出来事として語り継がれている。