北朝初代の天皇で、後伏見天皇の皇子。持明院統に生まれ、後醍醐天皇の倒幕によって一度は退位を余儀なくされたが、のちに足利尊氏に擁立されて北朝が立つ拠り所となった。南北朝の抗争の渦中で数奇な運命をたどり、正平一統の破綻の際には南朝に連れ去られて長く軟禁される憂き目にも遭った。晩年は政争を離れて禅門に入り、山中に隠棲して静かに世を去った。1364年没。