第35代天皇で、後に重祚(再即位)して第37代斉明天皇となった女帝。舒明天皇の皇后で、天智・天武両天皇の母にあたる。在位中の645年、飛鳥板蓋宮での儀式の場で、子の中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を斬殺する乙巳の変が眼前で起き、これを機に退位した。斉明天皇として重祚した後は大規模な土木工事を進め、また百済再興のための救援軍を自ら率いて筑紫に赴き、その地で崩じた。