未到
竹久夢二
たけひさ ゆめじ
takehisa yumeji
略歴
大正から昭和にかけて一世を風靡した画家・詩人。憂いを帯びた大きな瞳と細くしなやかな肢体をもつ女性像は「夢二式美人」と呼ばれ、その哀愁ある叙情は時代の若者たちの心をとらえた。抒情画にとどまらず、詩や歌の創作、本の装丁や日用品のデザインまで幅広く手がけ、いわゆる大正ロマンを体現する芸術家として愛された。「宵待草」の詩は歌曲となって広く親しまれた。放浪と恋に彩られた生涯を送り、その哀感に満ちた作品世界は今なお根強い人気を保っている。
未到