近代日本の哲学者・倫理学者にして文化史家。人間を孤立した個ではなく、人と人との「あいだ」に立つ存在としてとらえる独自の倫理学を築いた。また風土と人間の精神のかかわりを論じた『風土』や、古都の仏像や寺を巡り歩いた随想『古寺巡礼』などでも知られ、哲学と文化史をまたぐ幅広い著作を残した。