近代日本を代表する作曲家・指揮者。ドイツ留学で本格的な西洋音楽の技法を学び、帰国後は日本人による本格的な管弦楽・交響楽の礎を築いた。日本語の抑揚に寄り添った旋律づくりを追求し、「赤とんぼ」「この道」「からたちの花」など北原白秋らの詩に曲を付けた数々の名歌曲を生んだ。日本初の交響楽団の創設や後進の育成にも力を注ぎ、演奏・作曲・指揮の各面から日本の洋楽界を主導した先駆者として位置づけられる。