未到
柳田国男
やなぎた くにお
yanagita kunio
略歴
日本民俗学の創始者。もとは農商務省の官僚として全国を歩き、地方の暮らしや口承に深い関心を寄せたことが学問への出発点となった。岩手県遠野の伝承を聞き書きした『遠野物語』は、河童や座敷童子など土地に生きる人々の信仰と想像力を生き生きと描き、日本民俗学の記念碑となった。以後、常民と呼ぶ名もなき人々の生活・信仰・言葉の中に日本文化の根を探り、全国的な調査と研究の体系を築いた。膨大な著作と後進の育成を通じ、民間伝承を学問の対象として確立した功績は計り知れない。
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