室町時代の神道家で、京都吉田神社の神職の家に生まれ、吉田神道(唯一神道)を創始した。仏教や陰陽道の教理をも取り込みながら神道を独自に体系化し、その理論を『唯一神道名法要集』などに説いた。吉田神社に斎場所を設けて全国の神々を祀り、神祇界における吉田家の主導的地位を築いた。その神道説は近世を通じて広く影響を及ぼし、後世の神道の在り方を大きく方向づけた。