未到
陽成天皇
ようぜいてんのう
yozei tenno
略歴
第57代天皇。清和天皇の皇子で、母は藤原高子。幼くして即位し外伯父の藤原基経が摂政を務めたが、成長するにつれ基経との対立が深まった。宮中で乳母子を殺害させたとも伝えられるなど奇行が多いとされ、元慶八年(884年)、基経の主導により在位のまま廃位された。天皇の廃立が臣下の手で行われた象徴的な事件である。廃位後は長い余生を送り、八十歳を超える長寿を保って没した。奇行の伝説には後世の脚色も指摘され、実像は必ずしも定かではない。
未到