未到
朝倉義景
あさくらよしかげ
asakura yoshikage
略歴
越前一乗谷を本拠とした戦国大名で、朝倉氏最後の当主。名門朝倉氏五代目として越前に君臨し、一乗谷には都を思わせる華やかな文化が花開き、京の公家や文化人も多く身を寄せた。足利義昭を一時保護するなど中央にも関わりを持ったが、上洛の機を逃したとも評される。やがて浅井長政と結んで織田信長包囲網の一翼を担い、姉川の戦いなどで信長と干戈を交えたものの、天正元年に信長の猛攻を受けて一乗谷を追われ、逃れた先で一族に裏切られて自刃した。ここに百年続いた朝倉氏は滅び、栄華を誇った一乗谷も灰燼に帰した。優雅な文化人であった一方、決断力を欠いた当主として、滅びゆく名門の悲劇を体現する人物とされる。
未到