未到
比企能員
ひきよしかず
hiki yoshikazu
略歴
鎌倉初期の武将・御家人。妻が2代将軍源頼家の乳母を務めた縁から、娘を頼家に嫁がせて外戚となり、大きな権勢を振るった。頼朝の死後に置かれた十三人の合議制の一員にも名を連ねる。しかし将軍家の後ろ盾として台頭する比企氏を、北条時政ら北条氏は危険視した。1203年、時政は病床の頼家をめぐる謀議を口実に能員を自邸へ招き出して謀殺し、続けて比企一族を滅ぼした。この比企能員の変により北条氏の権力掌握が決定的となり、御家人同士の粛清が続く鎌倉政争の口火の一つとなった。
未到