未到
北条時頼
ほうじょうときより
hojo tokiyori
略歴
鎌倉幕府第5代執権。若くして執権の座に就き、有力御家人の三浦氏を宝治合戦で滅ぼして北条氏得宗家の権力を不動のものとし、後の得宗専制の基礎を築いた。裁判の公正と迅速を図って引付衆を設け、政務に清廉であったと伝わる。禅に深く傾倒して蘭渓道隆を招き建長寺を建立するなど文化面でも功績を残した。晩年に出家してのち、身をやつして諸国を巡り民の暮らしを見て回ったという廻国伝説が広く語り継がれ、名執権の理想像として後世の物語や謡曲「鉢木」などに描かれた。
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