未到
本多忠勝
ほんだただかつ
honda tadakatsu
略歴
徳川家康に仕えた三河譜代の猛将で、酒井忠次・榊原康政・井伊直政と並ぶ徳川四天王の一人。生涯に五十七度の合戦に臨みながら一度もかすり傷を負わなかったと伝わり、その武勇は敵味方から畏敬を集めた。姉川・三方ヶ原・長篠と徳川の主要な戦のことごとくに参陣し、名槍「蜻蛉切」を振るって戦場を駆けた。小牧・長久手の戦いでは、わずかな手勢で羽柴秀吉の大軍の前に立ちはだかり、秀吉をして「東国一の勇士」と賞賛せしめたという。武田信玄の家臣からは「家康に過ぎたるもの」と評されたとも伝わる。関ヶ原の戦後は伊勢桑名に封じられ、藩政の礎を築いた。戦国最強の武将の一人として、今なお高い人気を誇る。
未到