未到
長屋王
ながやおう
nagaya o
略歴
天武天皇の孫にあたる皇族で、奈良時代前期に権勢をふるった公卿。学問や漢詩を好み、その邸宅では宴が催されるなど、当時の文化の中心の一つでもあった。左大臣に上って政界の頂点に立ったが、皇族の血を引き藤原氏に対抗しうる存在であったため警戒され、729年、謀反を企てたと密告されて邸を包囲され、妻子とともに自害に追い込まれた(長屋王の変)。これは藤原四兄弟が実権を握るために仕組んだ陰謀とされる。1980年代、その邸宅跡から大量の木簡(長屋王木簡)が出土し、奈良時代の貴族の暮らしや役所の実態を伝える第一級の史料として注目を集めた。
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