未到
日蓮
にちれん
nichiren
略歴
日蓮宗(法華宗)の開祖。安房国の漁村に生まれ、諸宗を学んだ末に『法華経』こそ唯一絶対の教えであると確信し、「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることに救いを見いだした。他宗を激しく批判し、『立正安国論』を著して幕府に正法への帰依を迫り、そのままでは他国からの侵略と内乱が起こると警告した。この過激な言動は迫害を招き、伊豆や佐渡への流罪、龍口で危うく斬られかけた法難など、たびたび命の危険にさらされた。それでも信念を曲げず布教を貫いた不屈の生涯と、後の蒙古襲来を予言したかのような『立正安国論』の内容から、強烈な個性を放つ宗教者として今なお多くの信奉者を集める。
未到