奈良時代の華厳宗の僧で、東大寺の初代別当。聖武天皇の帰依を受けて大仏の建立を主導し、行基や渡来の学僧らとともに東大寺の造営に尽力した。その生い立ちには、幼い頃に鷲にさらわれて木の枝に引っかかっていたところを高僧に助けられ育てられたという伝説も語り継がれている。良弁杉の伝承とともに、東大寺草創の祖として長く敬われた。