未到
酒井田柿右衛門
さかいだかきえもん
sakaida kakiemon
略歴
安土桃山から江戸前期の陶芸家で、有田焼における赤絵磁器を完成させた初代柿右衛門。それまで日本ではもっぱら染付が焼かれていたなか、上絵付の赤絵技法を苦心の末に成功させ、白磁の上に赤を主とした彩色をほどこす道を開いたと伝わる。乳白色の柔らかな素地「濁手」に、余白を生かして鮮やかな赤絵を配する洗練された意匠は「色絵柿右衛門様式」と呼ばれ、やがてヨーロッパへ盛んに輸出されて西洋の窯にも大きな影響を与えた。柿右衛門の名は代々受け継がれ、有田焼を代表する名跡として今日まで続いている。
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