未到
聖武天皇
しょうむてんのう
shomu tenno
略歴
奈良時代の第45代天皇。文武天皇の子として生まれ、藤原氏を外戚として即位した。治世は疫病の流行や貴族の反乱、飢饉などの災いが相次ぎ、社会は大きく動揺した。深く仏教に帰依した天皇は、その力によって国を安んじようと願い、全国に国分寺・国分尼寺を建立させ、さらに「盧舎那仏造立の詔」を発して東大寺に巨大な大仏を造らせた。752年には盛大な大仏開眼供養が行われている。都もたびたび移し、恭仁京や難波宮などを転々とした。娘の孝謙天皇に譲位して出家し、その遺愛の品々は皇后の光明皇后によって東大寺に献納され、正倉院宝物として今日まで守り伝えられている。仏教国家の理想を体現した天皇として、日本史に大きな足跡を残した。
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