未到
宗義智
そうよしとし
so yoshitoshi
略歴
対馬を治めた宗氏の第20代当主で、のちの対馬藩の祖。地理的に朝鮮半島と日本の間に位置する対馬は古くから日朝交易の要であり、義智もその仲介役を担った。豊臣秀吉の朝鮮出兵に際しては、開戦を避けようと外交交渉に奔走したものの実らず、文禄・慶長の役では先鋒として海を渡らざるを得なかった。舅である小西行長とともに戦局に関わり、戦後は一転して断絶した日朝の国交回復に尽力し、対馬を介した通交の再開に大きな役割を果たした。以後、対馬藩は江戸時代を通じて朝鮮外交の窓口となり、その礎を築いた人物として知られる。
未到