未到
武田勝頼
たけだかつより
takeda katsuyori
略歴
甲斐の名将・武田信玄の四男で、その後継者となった戦国大名。もとは諏訪家を継ぐ立場にあったが、兄たちの死により武田の家督を継いだ。父信玄が築いた強大な武田軍団を率い、勇猛果敢に領土を広げたが、天正三年の長篠の戦いで織田・徳川連合軍の鉄砲隊の前に大敗を喫し、多くの重臣を失って以後は衰退していく。家臣の離反も相次ぎ、天正十年、織田・徳川の甲州征伐によって追い詰められ、天目山で妻子とともに自刃し、名門武田家は滅亡した。偉大な父の影に苦しみながらも家を背負い続けた悲運の当主として、しばしば同情をもって語られる。
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