未到
徳川家康
とくがわいえやす
tokugawa ieyasu
略歴
三河の小大名・松平氏に生まれ、幼少期を今川氏や織田氏の人質として過ごした苦難の人物。桶狭間の戦いで今川義元が討たれると自立し、織田信長と同盟を結んで東海に地歩を固めた。信長の死後は豊臣秀吉と時に戦い時に従い、五カ国を領する大大名へと成長する。秀吉の死後、その遺児秀頼をめぐる対立のなか、1600年の関ヶ原の戦いで石田三成らの西軍を破って天下の実権を握り、1603年に征夷大将軍となって江戸に幕府を開いた。1615年の大坂の陣で豊臣家を滅ぼし、二百六十余年に及ぶ泰平の世の礎を築いて翌年に没した。忍耐強く用心深い人柄で知られ、「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」の句に象徴される慎重さと、最後まで生き残って天下を得た強運とをあわせもつ、戦国の最終的な勝者である。
未到