未到
津田宗及
つだそうぎゅう
tsuda sogyu
略歴
戦国から安土桃山にかけて活躍した堺の豪商にして茶人。屋号を天王寺屋といい、千利休・今井宗久とともに「天下三宗匠」に数えられた。堺という自治都市の経済力を背景に、織田信長・豊臣秀吉という天下人に近侍し、茶の湯を通じて政治の中枢に関わった。信長の茶会に列席し、秀吉のもとでも重んじられて、名物茶器の鑑定や茶会の差配を担った。みずから茶会の記録を丹念に書き留めた『天王寺屋会記』は、当時の茶の湯の実態や交遊、名物の流転を伝える一級史料として今日まで重んじられている。天正十九年に没した。
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