未到
上杉謙信
うえすぎけんしん
uesugi kenshin
略歴
戦国期の越後の戦国大名で、後世「軍神」と讃えられた名将。守護代長尾家に生まれ、若くして越後の内乱を鎮めて国を統一、のちに関東管領上杉家を継いで上杉政虎、さらに謙信と名を改めた。私利より道義を重んじ、敵将武田信玄が塩不足に苦しんだ際に塩を送ったと伝わる「敵に塩を送る」の逸話や、生涯不犯を貫いた清廉さで知られる。宿敵信玄とは信濃をめぐって川中島で五度も干戈を交え、なかでも第四次の激闘は名高い。晩年は西上して手取川で織田軍を破り、天下への意欲を見せたが、1578年、遠征を前に居城で急死した。毘沙門天を篤く信仰し、旗に「毘」の字を掲げた戦上手として、義の武将の名を今に残す。
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