未到
山中鹿之助
やまなかしかのすけ
yamanaka shikanosuke
略歴
出雲の名門・尼子家の再興に生涯を捧げた忠臣で、本名は山中幸盛。毛利氏に滅ぼされた主家を復興させんと、三日月に向かって「願わくは我に七難八苦を与え給え」と祈ったという逸話で名高く、苦難を望んでまで忠義を貫こうとした武人の鑑とされる。尼子勝久を擁して再興軍を起こし、月山富田城をはじめ各地で毛利方と戦い続けたが、勢力の差はいかんともしがたかった。天正六年、上月城の戦いで敗れて捕らえられ、備中松山への護送の途中、毛利方に謀殺された。主家再興という叶わぬ夢を追い続けたその不屈の姿は、忠義の象徴として後世に語り継がれている。
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