未到
阿茶局
あちゃのつぼね
acha no tsubone
略歴
戦国から江戸初期の女性で、徳川家康の側室。才知にすぐれ、家康からの信任がきわめて厚く、戦場にまで同行を許されるほどであった。政治や交渉の場でも力を発揮し、とりわけ大坂冬の陣における豊臣方との和議交渉では、家康の名代として重要な役割を果たしたと伝わる。家康の死後も出家して長く生き、将軍家からも尊重された。武家社会において女性が表立って外交の任にあたることは稀であり、その聡明さと胆力で徳川の天下に貢献した、異色の女性であった。
未到