未到
細川ガラシャ
ほそかわがらしゃ
hosokawa garasha
略歴
戦国末期の女性で、明智光秀の娘、細川忠興の正室。本名は玉。父光秀が本能寺の変で主君信長を討った後は「逆臣の娘」として幽閉されるという過酷な運命に翻弄されたが、やがて忠興のもとへ戻された。侍女を通じてキリスト教に触れ、夫の目を忍んで洗礼を受け、ガラシャという霊名を得た熱心なキリシタンとして知られる。1600年、関ヶ原の戦いの前夜、西軍の石田三成が諸大名の妻子を人質に取ろうと大坂の細川屋敷に迫ると、ガラシャはこれを拒んだ。信仰ゆえ自害はできず、家臣に胸を突かせて命を絶ち、屋敷に火を放たせて壮絶な最期を遂げたと伝わる。その死は諸将の結束を強め、女性の気高い覚悟の物語として後世まで語り継がれた。
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